OpenSync™の仕組み

OpenSync™の仕組み

OpenSyncの役割は、テレメトリー、コントロール、ネットワーキングの3つの機能に分けられます。

• テレメトリーは、統計情報の収集とクラウドへの転送を統括しています。  この情報は、Adaptサービスやその他の機能をサポートするために使用されます。  これには、Wi-Fi環境に関する統計、ネットワークパフォーマンスの統計、Podやデバイスが現在どこに接続されているかなどの状態データが含まれます。
• コントロールはPodとクラウドのインターフェースとして機能し、ルーターに基づいたネットワーク設定を提供し、デバイスのメンテナンスを管理します。  この情報は、クラウドから状態データとして受信されます。  OpenSyncは状態データを使用して、クラウドから提供されたものと一致するようにネットワークを更新します。  例えは、Podとデバイスのリンクを変更したり、アクセスを有効・無効にしたりします。 この機能には次のようなものがあります。
  
  • クラウド接続の確立と維持
  • クライアントおよびバンドステアリング動作の実行
  • クラウドとエクステンダー間のSSIDやパスワードなどのWi-Fi設定の動機
  • マルチVLAN対応など、Wi-Fiエクステンダーへのデータパスの設定
• ネットワーキングは、ネットワークの運用を管理します。  この機能には以下のものがあります。
  
  • DHCP、NAT、パケットルーティングなどのネットワーク機能の管理
  • ネットワークおよびワイヤレス管理の可視化

OpenSyncは、マネージャーと、マネージャーがハードウェアドライバーと通信するためのターゲットレイヤーも導入します。 ターゲットレイヤーは、使用するチップセットに固有のものであり、OpenSyncの一部ではないため、ここでは説明しません。

OpenSync™?にはどのようなサービスが含まれていますか？

サービスはクラウド上に存在するため、その可用性はOpenSync対応デバイスを管理するクラウドに存します。  OpenSyncは機能や特徴をクラウドに公開しますが、サービスそのものは含まれていません。  OpenSync Academyサーバーは、OpenSync対応デバイスで使用できる機能として、Adaptサービスを含んでいます。

OpenSync™にサードパーティーのサービスを追加することはできますか？

はい。サードパーティーのサービスとしては、すでに利用可能なオープンソースのサービスを追加したり、サードパーティーのライブラリをOpenSyncに追加したりできます。  サードパーティーのライブラリを追加する際、追加のインテグレーションが必要になる場合があります。

OpenSyncの仕組みについての詳細は、OpenSyncのウェブサイトをご覧ください。